Overthrowにハマる
Rebornに移行してしまったせいで、過去のリプレイや大会はもう二度と見ることができないのかな…。
些細なことですが、Source 2ではSSDの普及により(?)、-novid
オプションなしで起動時にgoogle:Mr. Valveが表示されなくなったみたいです。
ところで、最近はOverthrowばかりプレイしています。Slarkが楽しすぎる。
ホストが東アジア(最寄りのサーバーからのpingが100超えしているという条件で発生する?)のプレイヤーの場合、Finding Serverのまま固まってしまい、Dotaを再起動しないと何もできなくなる現象があるみたい。俺がホストすると確実にこの現象が発生し、しかもPrivate LobbyでさえもDedicated Serverを使用するためスクショの撮影ができませんでした。
そのため、同じforest_soloマップを使用し専用サーバーを使用しないカスタムゲームであるSnipers Duelでスクリーンショットを撮影することにしました。
Finding Server状態で10秒以上待ってもサーバーが見つからなければ、見つかる見込みはほとんど無い(フレンド一覧で自分のロビーの人数が9/10になっていたら、Dotaを再起動するとよい)ので諦めた方が良いでしょう。
Overthrow Soloの基本戦略
- 序盤は経験値とゴールドのボーナスが入る赤で囲った中心地、中盤は赤と緑の間の木陰に隠れ常にKSを狙う(青の外まで追いかけると逃げられてしまうことが多い)にいると良いでしょう。
- 序盤は中心にいても死ぬまでは追い込まれにくいから
- 中盤は敵9人が視界を持ち隠れる地形がない中心地にいれば簡単に死ぬから
- 黄色の丸で囲った左右の両チームは隣チームとの争いが起きにくく、直線移動だけでベースと中心を移動できるので、多少有利(逆に上下の4チームは不利)。
Sentryは赤と緑の間の範囲に置いておけば、生存率が高く、敵の通過頻度が高いため多いに役立ちます。
有効範囲は狭まりますが、緑と青の間の崖下に置いておくのも良いでしょう。
図のPingで示しているスポットに敵Sniperが存在しています。視界が取られにくいため、隠れたり、Sentry Wardを置いたりしておくのに最適な場所です。他にもこのようなスポットがたくさん存在しています。
泉でのRegen速度は非常に高速なので、Diveは避けましょう。ただし入ってすぐの紋章のあたりまでは、タワーからの攻撃が来ますが*1Regenは発生しないので、一部ヒーローはDive可能です(ただし多くの場合、Diveは時間の無駄)。
Duoでは泉の射程が更に長くなっていて、坂の下でもタワー/泉からの攻撃を受けます。
- KS+Bait(有利なときに不利に見せかけて返り討ち)をメインに戦う
- アイテムは役に立ちそうになければ分解するか売る。拾って10秒以内ならどんなアイテムでも分解できるし、100%の金額で売ることができる(Battlefuryの4575ゴールドが最高金額か)
- MoMを拾って無理に活用しようとして死にまくるプレイヤー
- Leap持ちはLeap skillを移動目的でもガンガン使おう
- Leap持ちでなければわざわざRuneを拾いに行く必要性は低い
- 開始時はHaste Runeがあっても普通にいった方が早く着く
- 特にIllusion Runeはほとんどのヒーローで価値がない
- Escape持ちヒーローは狙わない(QoPのようにBlinkする方向がわかりやすい場合予めそこで待ちぶせしておくと、確実にKillを取れる)
- 中盤は常にSentry Wardを持ち運ぼう。先に看破した状態で手を出すよりも、敵が透明でない状態で数発叩いた後、透明になって逃げるタイミングで看破を入れるとキルしやすいし、Dewardされる事態も防げる(=Dustの代わりとしての運用)。Dustを使うと他のプレイヤーにKSされるおそれもある。
- 買い物は移動中に済ませ時間を消費しないように。重要なアイテムができるタイミングまで補給しなくて済むように行動するのが望ましい
- 通常のゲームと異なり、TP・回復アイテム・盾・BKBの重要性はほとんどないので、買う必要性はほとんど
- MKB >>> Basher。Riki・WR・PA・Butterfly・Radianceなど多くのEvasion(miss)ソースが存在する中でTrue Strikeがあれば心強いだろう。攻撃速度上昇・ボーナスダメージによるDPS上昇率、Cast PointがあるLeap持ちを倒せる確率が高い点からBasherの相対的な価値は低くなる。
- 拾ったアイテムは、敵味方を問わず共有できる。もしそれがMoon Shardであれば、使用してBuffを得ることもできる。
- アイテムを拾うタイミングでスタッシュに入っているアイテムを自動的に受け取る。
ヒーロー紹介
Intro Boys
序盤は非常に強力であるため、序盤の戦闘は避けたほうが良いでしょう。しかしながら優勝争いに参加することは稀なため、脅威視する必要は薄いでしょう。不安であれば再起不能になるまでたたきつぶしましょう。
- Tusk(Tuskがいるとほぼ毎回First Bloodを取る。"First blood! Now who wants to be second?")
- Pudge
- Weaver
- Bounty Hunter
- Huskar
- Necrophos (UltのRespawn時間延長効果は存在しない)
倒しにくいヒーロー
Snowballing型ヒーローで止めることが難しいです。余裕を持って倒せるようになるまでは、KS狙いにとどめておきましょう。
- Tusk
- QoP
- Riki
- Bristleback
- Broodmother
みんなのエサ
これらのヒーローを選ぶ人は、勝つ気がほとんどないでしょうし、あまり考えていない場合がほとんどでしょう。特にGhost Scepterを持たない頻度が高いので、エサとして重宝されます。冗談みたいですが、本当にこんなヒーローを選ぶ人が毎試合1人以上います。
- Sniper
- Drowranger (きっとAuraやUltの仕様をしっかりと知らない…)
その他、一般的なもろいヒーローもここに含まれますが、もろさを補うために何らかの対策を取ってくることは間違いないでしょう。
Weaverも含め5人に追いかけられていた人気者のSniper。BristlebackがいるとAoEがチクチクして痛い。
アイテム争いに強いヒーロー
これらのヒーローがアイテムを狙っているときは、他のことでもするか、虎視眈々と離れた場所からKSを狙い続けましょう。
- 透明ヒーロー全般
- Storm
- QoP
- AM (この中ではCast pointが遅くBlink範囲は狭い)
優勝候補ヒーロー
大抵の試合で、次のいずれかのヒーローが優勝争いを繰り広げることになるでしょう。特にRikiがいれば、KS性能が高いためライバルになることは間違いないでしょう。
- Riki
- Bristleback
- Storm
- Slark
- Tiny
- Windranger
簡単に言えば、Overthrowは、BKBの価値が低く体力・マナ補給を最小限に抑えつつも自分より弱いヒーローを倒し続ける必要性があるゲームモードです。
つまり、多くの敵がBKBを持たない中で6秒ごとにDispelでき、Spell Immunity非貫通の拘束スキルを持つSlarkが弱いはずがありません。
この記事はベースへの往復時間中に書かれました。
プレイレポ
- 残り8分で1k1dから残り19 killして優勝できる。そう、Slarkならね
Techが俺のリスポ地点に地雷を置いていたが、隣にいたMeleeでちょうどもろいヒーローがSlarkだったからだろう。Leap持ちに対してあまり意味が無いと思うが。結局隣同士でずっと争っていたらどっちも勝てないだけ
Spectreの弱点の序盤のもろさもこのモードでは薄くなり、Qで逃げやすいため強ヒーローかも知れない(が勝つのは難しいだろう)。Slarkが取られてしまったので仕方なくピックしてみたが、Slarkがヘタで残念だった
死ななければどんどん強くなれるSlark。アイテムへの依存度が低い
19キル目、Svenに追いかけられているときにマナ切れを起こしてしまいSniperに1 killされてしまった。
木陰で誰にも邪魔されないように戦う
*1:入ってすぐのところで飛んでくる泉からの攻撃は通常のタワー攻撃と同じもの、更に奥まで入ると泉の攻撃になります